カジノ法案

IR汚職とはなんだったのか、わかりやすく解説します

IR=統合型リゾート施設の日本誘致は、日本経済発展のために政府が用意した肝いり事業です。
もし、日本国内にカジノを中心としたIRが誘致されることとなれば、かの有名なラスベガスや世界最大のカジノ都市マカオのような光景を見ることができるようになるでしょう。

しかし、先日IR誘致を担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員が収賄の容疑で逮捕されたことは、とても有名な事実です。

この汚職事件では何があったのか、パチンコとの関連性やオンラインカジノに与える影響について詳しく解説していきます。

IR汚職とは

IR汚職とは、IR誘致担当であった内閣府の副大臣である秋元司衆議院議員が、中国企業からの接待や金品の受領を受けたことにより、収賄の容疑で逮捕された事件のことをいいます。

参考:毎日新聞

この汚職事件を受けて、政府が1月末を目途としていたIR整備に関する基本方針決定を先送りにするよう検討したり、野党からはIR整備法を廃止する法案が国会に提出されるなど、事件の余波はさらに拡大することが確実となっています。

連日ニュースで話題になっているIR汚職ですが、秋元司衆議院議員は誰からどのような流れで金品の受取があったのでしょうか。詳しく解説していきます。

中国企業からの接待と金品の受領により多数の逮捕者

秋元司衆議院議員は中国企業から接待や金品を受領したことが東京地検特捜部の捜査により判明しております。それでは、その中国企業とはどのような企業なのでしょう。

中国企業の名称は「500ドットコム」です。

500ドットコムは、中国深圳に本拠地を置くオンラインスポーツくじ企業です。
簡単に言うと中国版オンラインスポーツブックメーカーといったところでしょうか。

中国国内では多数のくじを販売しており、2017年に日本法人である500ドットコムジャパンを設立し、本拠地を東京都港区に置いています。

500ドットコムは北海道を中心に観光業を展開する加森観光と共同して北海道留寿都村へのIR招致を計画していました。今回のIR汚職事件では、秋元司衆議院議員の他に500ドットコム日本法人の役員3名と加森観光会長も逮捕・起訴されています。

参考:北海道新聞

これまでの捜査で、500ドットコムは現金200万円、ホテル代等の渡航費150万円、ブランドバック等の物品を秋元司衆議院議員に渡していたことが発覚しています。
さらに、加森観光会長は留寿都村への旅費約76万円を負担した容疑がかけられています。

また、500ドットコム側は5名の国会議員に金品を渡したとも供述しており、国会議員からさらなる逮捕者が出るのではないかと世間でも話題になっています。

なぜ汚職が起きるのか

みなさんご存じのとおり、カジノを中心としたIR=複合型リゾートの誘致は日本国内初の試みです。
もしもIRが誘致されると、経済効果は1兆円~2兆円にもなると予想されています。事業への参入が決まれば企業としてこれほど良い条件はありません。

この日本国内初の試みには、国内外問わず多くの企業がビジネスチャンスを逃さないように、動向を伺っているのです。

IRが建設されることが決定し、カジノを誘致する運びとなった場合に、その事業者を決定する権限を持っているのは、カジノ管理員会です。
カジノ管理委員会には今回逮捕された秋元司衆議院議員は委員として名を連ねていませんが、政治家が介入する余地はあるでしょう。

参考:読売新聞

政治家の口利きにより、カジノ運営事業者の選定を有利にするよう働きかけるため、500ドットコムや加森観光側は秋元司衆議院議員に多額の金品を渡していたのです。

決定する側とされる側の優劣関係や便宜を図るような闇の部分が少なからずあるのが事実ですし、今回の汚職事件はこの片りんが垣間見えただけだという解釈が正解ではないでしょうか。

巨額の資金が動くような事業では、表ざたになっていないだけで汚職の類が頻繁に行われているのかもしれません。

参考:YAHOOニュース

パチンコとの関連性

今回の汚職事件に関連して、東京地検特捜部によって大手パチンコチェーン本社の家宅捜索も行なわれました。パチンコチェーンが家宅捜索を受けた理由は以下のとおりです。

500ドットコムと秋元司衆議院議員との金品収受を隠すために、大手パチンコチェーンが便宜を図ることを条件に隠れ蓑となった疑惑です。

参考:NHKニュース

IR建設の参入には国内が問わず多くの企業が関心を寄せていると解説しましたが、国内パチンコチェーンも例外ではありません。
もともとギャンブルを提供し会社を運営するパチンコ業界は、そのノウハウを駆使して日本でのカジノ運営の実権を握りたいはずです。

単純にカジノが建設されれば、カジノに流れるギャンブラーも少なくないでしょう。
同じギャンブルを提供する企業としてパチンコチェーンはカジノに利用客が流出するのを防がなければなりませんが、それは簡単なことではありません。

そこで1番の解決策として挙げられるのがカジノを運営し、パチンコとカジノ双方の利益を得ることなのです。

ハイローラーの流出

IR建設がパチンコ業界に与える影響として、危惧されているのがハイローラーの流出です。
ギャンブルを運営していく上で重要とされているのが、「ハイローラーをいかに喜ばせることができるか」です。
もし、パチンコ店で月に数十万円や数百万円も使うハイローラーがカジノに流れてしまった場合、パチンコ業界はかなりの痛手を食らうことになりますね。

ギャンブルを運営する側にとってハイローラーは必要不可欠となっており。
日本人にはカジノは富裕層の遊びという認識もあります。パチンコ業界にとしては見過ごすことができない問題となっています。

カジノを運営する権利を得ることができれば、全国のハイローラーの囲い込みに成功し莫大な利益を生むことができるはずです。

パチンコ業界は人口減少の一途

パチンコ業界は、年々遊戯人口の減少が後を絶ちません。それだけギャンブルをしに足を運ぶ客が少なくなっているということです。そんなところに新たなジャンルであるカジノが進出することは、人口減少に追い打ちをかける可能性があります。

更なる人口減少は、パチンコ業界の進退にも関わってくる非常に重要な問題です。やはり、ここでもカジノの参入によって相対的な遊戯人口を増加させることで業界の躍進を図っていくという目論見があるのでしょう。

参考:朝日新聞

これらの要因を見てみなさんはどう思うでしょうか。

私は、大手パチンコチェーンが国会議員に便宜を図っていたとしても何ら不思議はないと思いますし、パチンコ業界は昔から黒いうわさが絶えません。
東京地検特捜部が真実を追求してくれると思いますが、IR事業に関してこのような汚職紛いのことをする企業は事業から排除していってほしいと思います。

オンラインカジノに与える影響

カジノを含んだIR汚職が話題となっていますが、オンラインカジノにはどのような影響があるのでしょうか。
今回のような事件ではあまりオンラインカジノに与える影響は少ないと思いますが、個人的には、良い影響あるかもしれないと思っています。

オンラインカジノの人口増加

IR汚職により基本方針決定が先送りされるなど、IR全体の建設が想定よりも遅くなることになる可能性が指摘されています。
冒頭でも紹介しましたが、野党からIR整備を廃止する法案が提出されたことからも一筋縄ではいかない問題へと発展してしましました。

それによって、カジノも建設が遅れることが予想されますから、カジノで遊びたい人はどこで遊ぶでしょうか。私なら自宅にいてもプレイできるオンラインカジノで遊ぶことを選択します。どこでも気軽に空いた時間で遊ぶことができるのがオンラインカジノのメリットですね。

また、IRにカジノが建設されることが決定された場合、カジノへ行く前の予行練習の場としてオンラインカジノが利用されることも考えられます。カジノで遊んだことがない日本人は多いはずです。どのようなゲームがあり、どのような進行方法なのか初めて行って戸惑うよりも練習しておきたいのが日本人の心理でしょう。その場としてオンラインカジノはとても有効な練習場と言えるのです。

さらに、カジノへ行ってからオンラインカジノに登録する人も増えるはずです。本当ならカジノに行かなければ味わえないバカラやルーレットなどの興奮をオンラインカジノなら自宅にいながら味わうことができます。カジノに行けない期間の代用としてオンラインカジノが利用されることとなるではないしょうか。

認知度の上昇

IR汚職の前から、マスコミではカジノ関連の話題を多く取り扱ってきました。一般の日本人にはあまり馴染みのないカジノですが、ニュースや記事を見ることでカジノに関する認知度は格段に高まったはずです。

そこにIR汚職の話題が舞い込んできたことによって、カジノを中心とした統合型リゾート施設の建設は、さらに多くの人の耳に入ったことでしょう。

IR汚職をカジノ汚職と呼ぶニュースやネット掲示板も見かけます。もしかするとカジノ全般のイメージダウンに繋がってしまったかもしれません。「ギャンブルは不正の温床」「カジノ誘致で外国企業を参入させることが間違え」などカジノに対する負のイメージが多くなった人もいるはずです。

しかし、オンラインカジノはIR事業とは全くの別物で、ライセンスの取得や第3者機関による監査によって不正することができないのが常識です。ネットで調べると簡単にこのような情報は検索できますから、IRだけでなくオンラインカジノの認知度も上昇し、プラスの影響をもたらすことが期待されます。

このように、カジノ建設やカジノ関連のニュースによって、オンラインカジノの利用者が増える可能性は高いのです。オンラインカジノの利用者が増えることで、運営側は様々なイベントやキャンペーンを展開してくれるはずですので、初めて登録するプレイヤーだけでなく、すでに登録済みのプレイヤーにも恩恵はあるのではないでしょうか。

まとめ

IR汚職は、IR誘致を担当する内閣府の副大臣だった秋元司衆議院議員が、中国企業や加森観光から金品を受領したことによる収賄事件です。

カジノを中心とした統合型リゾートの建設には、莫大な資金がつぎ込まれ、完成後も莫大な利益を生むことが予想されています。IR事業への参入を画策する企業側は、何としてでもIRへの参入に漕ぎ着けるために、今回逮捕された秋元司衆議院議員へ様々な賄賂を贈ったのでしょう。

秋元司衆議院議員がその見返りに企業側が有利に選定されるよう、カジノ管理委員会などへ働きかけたのかは定かになっておりませんが、企業側は賄賂を受け取った事実を武器にしてでも必ず見返りを求めたはずです。

さらに、今回のIR汚職には中国企業と加森観光だけではなく、大手パチンコチェーンが関わっていた可能性も浮上しています。遊戯人口の減少が後を絶たないパチンコ業界も、カジノを中心とした統合型リゾートの建設に大変な興味を示し、便宜を図ってもらうため不正に加担したのかもしれません。

今回の1件でカジノに対するイメージダウンは避けられないことです。オンラインカジノにも影響がある事が危惧されていましたが、少なからず認知度が上昇したことも事実です。オンラインカジノは不正することができないことは様々な機関によって証明されています。また、自宅でも手軽に空き時間で遊ぶことができることからも、さらなるプレイ人口の増加が期待されます。

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