シックボー(大小)は中国で発祥したクラシックなギャンブルです。
さまざまなギャンブルが発明された現在においても世界中のカジノで数多くプレイされており、その人気は衰えることを知りません。
特にアジア圏のカジノではカジノの王様と呼ばれるバカラに並ぶほどの高い人気を誇っているなど、その熱狂ぶりには凄まじいものがあります。
この記事ではシックボーのルールについて徹底的に解説するばかりでなく、シックボーで遊べるおすすめのオンラインカジノについてもご紹介しています。
目次
シックボーのルール
シックボーはダイスの出目を予想するだけのごくシンプルなギャンブルです。
一度に3つのダイスを用いてプレイし、ダイスの出目の合計値を予想する賭け方が一般的です。
ただし、3つのダイスが同じ数字を示すことに賭ける「トリプル」や、合計値が10以下か11以上を予想する「大・小」など、賭け方のバリエーションはさまざまです。
シックボーに必要なもの
シックボーの詳しいルールを説明する前に、シックボーをプレイするために必要な道具について紹介します。
- ダイス(3つ)
- チップ
- テーブルマット
シックボーで遊ぶために必要な道具は以上の3つです。
どれもカジノグッズの専門店やネットショップで購入可能なので比較的簡単に揃えられます。
オンラインカジノならパソコンやスマホなどの端末とネット環境さえあれば手軽に遊べます。
まだシックボーをプレイしたことがないという人はまずオンラインカジノで遊んでみると良いでしょう。

ゲームの流れ
シックボーは以下の流れで進行していきます。
- プレイヤーがベットエリアにチップを置く
- ディーラーがダイスを振る
- 結果に応じて配当を獲得する
シックボーをプレイする手順はたったこれだけです。
他のギャンブルと比べてもかなりシンプルで覚えることも少ないので、初心者にはおすすめのギャンブルだといえますね。
勝利条件
シックボーはとてもシンプルですが、賭け方のバリエーションが多く賭け方によって配当もさまざまです。
ここではシックボーの賭け方と配当、勝利条件について解説していきます。
また配当はゲームによって多少異なる場合があるので、プレイする前に必ず配当を確認するようにしてください。
大・小
「大・小」はルーレットでいう「ハイ・ロー」にあたり、名前からもわかるようにシックボーにおいてもっともポピュラーな賭け方だといえるでしょう。

「大」は3つのダイスの出目の合計値が11以上、「小」はダイスの合計値が10以下を示すことを予想する賭け方です。
ただし3つのダイスの出目が同じ、つまりゾロ目の場合には予想が的中していてもプレイヤーと負けとなってしまうので注意してください。
「大・小」の配当は2倍(1:1)です。
シングルナンバー
シングルナンバーではプレイヤーが「1」から「6」までの数字からいずれかひとつを選び、ダイスの出目が指定した数字を示せばプレイヤーの勝ちという賭け方です。

指定した数字を示すダイスが多いほど配当も大きくなり、ひとつ(シングル)なら2倍(1:1)、ふたつ(ペア)なら3倍(2:1)、みっつ(トリプル)なら4倍(3:1)の配当を獲得します。
ペア
3つのダイスのうち2つが同じ出目を示すことを予想する賭け方です。

1なら1のペア、2なら2のペアといったように、特定の数字まで予想する必要があります。
配当は9倍(8:1)と高めですが、勝率はそれ以上に低いため、こちらも勝ち負けを重視する人にはおすすめできません。
トリプル
3つのダイスすべてが同じ出目を示すこと、いわゆるゾロ目を予想する賭け方です。

基本的にはどの数字のゾロ目が出るかまでを予想して賭けますが、ペアとは違い数字を指定せずに賭けることも可能で、数字を指定しない賭け方を「エニートリプル」と呼びます。
配当はトリプルで151倍(150:1)、エニートリプルで25倍(24:1)です。
当然ながら出現率はかなり低いですが、トリプルはシックボーにおいてもっとも配当の高い賭け方なので一攫千金を狙うのであれば賭けてみる価値はあるでしょう。
ダブル
3つのダイスのうち、2つの出目を予想する賭け方です。

ダブルには考えられるすべての組み合わせからペアを除いた15通りがあり、配当はいずれも6倍(5:1)となっています。
ペアやトリプル(エニートリプル)と比べるとハウスエッジは小さいですが、出現率は高くないのでこちらも初心者の方にはあまりおすすめしません。
トータル
3つのダイスの出目の合計値を予想する賭け方です。

数字によって出現率が異なるため、配当にも違いがあります。
トータルにおける数字ごとの配当は以下のとおりです。
- 4:51倍(50:1)
- 5:19倍(18:1)
- 6:15倍(14:1)
- 7:13倍(12:1)
- 8:9倍(8:1)
- 9:7倍(6:1)
- 10:7倍(6:1)
- 11:7倍(6:1)
- 12:7倍(6:1)
- 13:9倍(8:1)
- 14:13倍(12:1)
- 15:15倍(14:1)
- 16:19倍(18:1)
- 17:51倍(50:1)
「大・小」の境界線である10~11を中心に、そこから離れるほど配当が高くなっているのがわかりますね。
一見すると勝ちやすい賭け方のように思えますが、出現率に対して配当が小さいので勝ち負けを重視するプレイヤーにはあまりおすすめできません。
初心者におすすめの賭け方
シックボーで初心者におすすめの賭け方は「大・小」と「シングルナンバー」です。
特に「大・小」は勝率が高いうえにハウスエッジも小さいため、堅実に勝ちを重ねたいのなら「大・小」一択だといえるでしょう。
ただし同じ賭け方ばかりを続けていると飽きを感じやすいので、状況や気分によって「大・小」と「シングルナンバー」を使い分けることをおすすめします。
たまに「トリプル」に賭けてみるのも良いスパイスになるかもしれませんね。
シックボーができるオンラインカジノ
シックボーが世界中のカジノで高い人気を誇っていることはこの記事の最初に述べたとおりです。
しかしオンラインカジノの中にはシックボーを取り扱っていないサイトもあり、また取り扱っていてもテーブル数が少なかったりするなど、バカラやルーレットなどと比べて多少不自由であることは否めません。
ここではシックボーで遊べるオンラインカジノの中でも特におすすめのサイトをみなさんにご紹介していきます。
ビットカジノ
Moon Technologies B.V. (住所:Kaya Richard J. Beaujon Z/N Landhuis Joonchi II Curaçao)
キュラソー政府ライセンスを取得済み

ビットカジノはおよそ1,500種類以上とゲーム数も豊富で、Onetouch社が開発した3 種類のテーブルゲームとEvolutionGaming社のライブカジノでシックボーをプレイすることが可能です。
ビットカジノではライブカジノを除き、ログインしない状態でプレイを開始するとリアルマネーをベットしない「無料プレイ」モードで遊べます。
初めてシックボーで遊ぶという初心者にもおすすめですよ。
またビットカジノに限った話ではありませんが、オンラインカジノの検索機能を使う場合には「シックボー」ではなく「Sic Bo」と入力してください。
エンパイアカジノ

ライブカジノプレイヤーがエンパイア777をオススメする理由は『ディーラー数・テーブル数が多い』『本場カジノの臨場感が満載』という2点です。
Nugget Projects Inc.(住所:Gaming Curacao. 2nd Floor, Building B, SNPF, Savalalo, Apia, Samoa)
キュラソー政府ライセンスを取得済み

エンパイアカジノはOnetouch社と1x2Gaming社のテーブルゲームがそれぞれ1種類ずつ、ライブカジノではN2LIVE社、GamePlay社、AsiaGaming社、HoGaming社、Microgaming社、SA Gaming社という6社のプロバイダが開発したシックボーをプレイすることができます
これだけのプロバイダのシックボーを取り揃えているサイトは他にあまりないので、シックボーをライブカジノで遊びたいという人はぜひエンパイアカジノを利用してみてください。
エンパイアカジノもビットカジノと同様にログインしない状態でゲームを選択すれば無料で練習することが可能です。
シックボーで遊んでみた
シックボーのルールについては理解できたでしょうか。
次はオンラインカジノでシックボーを実際にプレイしてみましょう。
1ラウンド目

まずはもっとも勝率の高い「大・小」の「大」にベットします。
ベット額は強気の$100です。

ダイスの出目は「4」「1」「6」でした。合計値が「11」だったので、ギリギリ予想的中です。
ベットした$100を含めて$200の配当を獲得しました。
なかなか幸先の良いスタートだといえるのではないでしょうか。
2ラウンド目

2ラウンド目は「シングルナンバー」に賭けてみましょう。
画面左側にこれまでの履歴が表示されていますが、今のところそれほど参考になりません。
適当に「3」を選んで$100をベットします。

ダイスの出目は「1」「5」「1」でした。
「3」が含まれていなかったので、ベットした$100は没収となります。
3ラウンド目

続く3ラウンド目も同じく「シングルナンバー」にベットします。
賭け金は$100のまま、数字を「5」に変えていざスタートです。

ダイスの出目は「5」「2」「1」でした。
指定した数字がひとつ含まれているので、2倍の配当を獲得です。
4ラウンド目

4ラウンド目は「ペア」に賭けてみます。
数字は適当に「4」を選択、的中させる自信がないので賭け金は$25に減らしています。

ダイスの出目は「3」「6」「3」でした。
「ペア」の的中率は10%にも満たないので想定内ですね。賭け金を減らしておいて正解でした。
5ラウンド目
「ペア」を的中させるまで賭け続けたいところですが、ここは諦めて「トリプル」に移行します。

「トリプル」は「ペア」よりもはるかに出現率が低い賭け方ですが、履歴を見るとしばらく出ていないのでそれほど無謀な賭けにはならないような気がしますね。
特定の数字を選択するのはさすがに厳しいので、どのトリプルが出ても配当が貰える「エニートリプル」にベットします。
ベット額は超弱気の$5です。

ダイスの出目は「2」「2」「6」でした。
思ったとおりトリプルは出ませんでしたが、もちろん想定内です。
6ラウンド目

次は「ダブル」に賭けてみましょう。
1点賭けはさすがに分が悪すぎるので、「2」「4」と「4」「5」にそれぞれ$25をベットします。
選んだ数字に根拠はありません。

ダイスの出目は「6」「6」「2」でした。
これで3連敗です。配当が目減りしてきたので、そろそろ勝ちにいきたいところですね。
7ラウンド目

7ラウンド目も続けて「ダブル」に賭けます。
なんとなく「1」が出そうな気がするので、「1」「3」に「1」「5」に同じく$25をベットです。

ダイスの出目は「5」「1」「6」でした。
予想的中、我ながら見事な読みだといえるのではないでしょうか。
「ダブル」の配当は6倍なので、$25×6=$150の配当を獲得です。
8ラウンド目

8ラウンド目は「トータル」に賭けてみましょう。
もっとも出現率の高い「9」「10」「11」「12」に$25ずつ、合計$100をベットします。
一見すると賭けすぎているように思えるかもしれませんが、配当はいずれも7倍なので、どれかひとつでも的中すれば充分に採算がとれる計算です。

ダイスの出目は「4」「4」「2」でした。
合計値は「10」なので、前のラウンドに続いて2連勝です。
$25×7=$175の配当を獲得しました。
9ラウンド目
ひととおりの賭け方を試したので、次は4ラウンド目で不発に終わった「ペア」での勝利を目指したいと思います。

履歴を読むと「5」のペアがしばらく出ていないようなので、「5」に$25をベットです。

ダイスの出目は「1」「3」「1」でした。
「1」にベットしていれば勝っていたと思うと残念ですが、賭け金を低めに設定しているのでそれほど痛くはありません。
10ラウンド目

10ラウンド目も続けて「5」のペアにベットします。
賭け金は据え置きの$25です。

ダイスの出目は「6」「1」「5」でした。
残念ながらペアならず。
気を取り直して、次のラウンドに進みます。
11ラウンド目

3度目の正直を狙って、今回も「5」のペアに$25をベットします。
これでダメならもう諦めた方が良いかもしれませんね。

ダイスの出目は「5」「5」「5」でした。
ここにきてまさかのトリプル!
トリプルにベットしていればもっと高い配当を獲得できたと考えると少々心残りですが、予想が的中したので良しとしましょう。
「ペア」の配当は9倍なので、$25×9=$225の配当を獲得です。
結果
全11ラウンド中、5勝6敗という結果になりました。
負けているラウンドの方がわずかに多いですが、勝ち目の薄そうなラウンドでは賭け金を小さくしていたため、$495という大きなプラス収支で終わることができました。
この結果からもわかるように、シックボーはバカラやルーレットといった有名ギャンブルにも劣らない勝ちやすいギャンブルであるといえるでしょう。
ただし安定した勝率をキープするためには適切なベット額の調整が欠かせないので、いきなり強気のベットをせずに、まずは小さい金額からコツコツと勝負を重ねていくことをおすすめします。
まとめ
シックボーは古代中国で発明された古典的なギャンブルです。
そのシンプルかつ奥深いゲーム性から初心者、上級者を問わず世界中のギャンブラーの間で根強い人気を誇っています。
自分で道具とメンバーを揃えてプレイするのも良いですが、オンラインカジノなら特別な道具を揃えなくても気軽に遊べるのでまずはオンラインカジノで練習してみることをおすすめします。
シックボーは多くのオンラインカジノで遊ぶことができますが、ビットカジノとエンパイアカジノなら会員登録をしなくても無料でプレイできるので、この記事を読んでルールを覚えたらぜひ遊んでみてください。