iWalletはオンラインカジノの有名な入出金手段の1つです。本記事ではiWalletが利用できるオンラインカジノについて詳しく解説してみましたので、是非参考にしてください。
目次
iWalletとは
そもそもiWalletとはどんな決済サービスなのか、簡単に紹介していきます。
iWalletの運営会社
iWalletを運営しているのはIWALLET SYSTEM EU LTD.という会社です。IWALLET SYSTEM EU LTD.はイギリスに本拠を置いています。
2016年にはNetBanQというオンラインカジノの決済サービス運営者が逮捕されましたが、NetBanQは日本国内に運営体制があったことが理由です。
参考:産経ニュース
しかしiWalletは上述の通り、イギリスに本拠を置いている決済サービスなので、違法性を心配する必要はありません。
iWalletの機能
iWalletの口座を開設することで、以下のような機能を利用することができます。
- オンラインカジノの入出金
- iWalletユーザー間の送金
- 日常の買い物での決済
- ATM出金
オンラインカジノで利用できる他の決済サービスと比較しても、多機能なのがiWalletの大きな特徴です。
iWallet対応のオンラインカジノ5選
iWalletに対応しているオンラインカジノの中で、特におすすめのサイトを厳選して紹介します。
クイーンカジノ
iWallet入金可能額 | 10ドル以上5000ドル以下 |
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iWallet入金手数料 | 無料 |
iWallet出金可能額 | 10ドル以上5000ドル以下 |
iWallet出金手数料 | 50ドル未満は5ドル/50ドル以上は無料 |
クイーンカジノはしばらくiWalletが使えない状態が続いていましたが、無事に復活しました。
毎回の入金で10%のボーナスを受け取ることができ、出金条件も10倍となかなか甘めの設定になっているためおすすめです。
さらに2021年3月のリニューアルにより新たに始まったQ-PONシステムでは、入金により最も多くのポイントを稼ぐことができます。
100ポイントを稼ぐのに必要なベット額は5000ドルですから、いかに入金をする方が効率よくポイントを貯められるかイメージできるでしょう。
ポイントが貯まると、フリースピンやボーナスはもちろんのこと、クイーンカジノの限定グッズやガジェット製品などと交換することもできます。
ベラジョンカジノ
iWallet入金可能額 | 非対応 |
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iWallet入金手数料 | 非対応 |
iWallet出金可能額 | 10ドル以上1万ドル以下 |
iWallet出金手数料 | 50ドル未満は5ドル/50ドル以上は無料 |
かつてベラジョンカジノではiWalletによる入出金双方ができたものの、現在は出金手段としてのみ利用可能となっています。
そのためクレジットカードや銀行振込など、電子決済サービス以外の方法により入金した場合に、iWalletへの出金が可能です。
入金手段として利用できない以上は、一度ベラジョンカジノからiWalletに出金すると再入金をするのはかなり面倒になります。
よって、ある程度軍資金が増えて、まとまった資金を出金したい時の出金オプションとしてiWalletを利用するのがおすすめです。
ハッピースター
ほかには大きなデメリットはないですが、メインとして利用するほどの強みがないのでイマイチ特徴のないオンラインカジノです。
iWallet入金可能額 | 10ドル以上5万ドル以下 |
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iWallet入金手数料 | 2% |
iWallet出金可能額 | 10ドル以上2000ドル以下 |
iWallet出金手数料 | 2% |
ハッピースターはiWalletの入出金に必ず2%の手数料がかかるという難点こそありますが、入金は業界でもトップクラスに大きな金額に対応しています。
手数料損失は確かに手痛いところですが、毎回の入金でお得な入金ボーナスを貰えるほか、デイリーリベートボーナスを稼ぐこともできるため、結果的にはむしろプラスになることもあります。
ハッピースターはカジノ部門にスポーツブック部門も併設しているため、マルチなギャンブルを楽しみたい方におすすめです。
ライブカジノハウス
iWallet入金可能額 | 10ドル以上5000ドル以下 |
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iWallet入金手数料 | 無料 |
iWallet出金可能額 | 10ドル以上5000ドル以下 |
iWallet出金手数料 | 50ドル未満は5ドル/50ドル以上は無料 |
ライブカジノハウスは、iWallet対応のオンラインカジノでは圧倒的に出金スピードが速いオンラインカジノです。
ATM出金できるiWalletカードを発行しておけば、オンラインカジノでの勝利から実生活での勝利金の利用まで、最速で行うことができるでしょう。
ライブカジノハウスにはレギュラーのボーナスこそありませんが、初回入金時には何と入金額の2倍を最大400ドルまでボーナスとして受け取ることができます。
さらにボーナスはベットリミットも禁止ゲームもないため、40倍という出金条件もそれほど厳しく感じません。
初回入金ボーナス目的だけでも、利用する価値が十分にあるオンラインカジノなので、iWalletに資金が残っている場合は入金してみるのもおすすめです。
NetBet
※リニューアルメンテナンス中※
iWallet入金可能額 | 10ドル以上1万ドル以下 |
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iWallet入金手数料 | 無料 |
iWallet出金可能額 | 10ドル以上1万ドル以下 |
iWallet出金手数料 | 500ドル未満は無料/500ドル以上は1.5% |
NetBetはiWalletの入金で5%のリアルマネーが貰えるというあり得ないほどのお得さを売りにしたプロモーションを展開していました。
現在はプロモーションこそなくなってしまったものの、まだiWalletを利用可能なオンラインカジノとして生き残っています。
NetBetはカジノ部門、スポーツ部門ともにボーナスが充実しているため、ボーナス好きのプレイヤーに必見のオンラインカジノです。
また業界では珍しく、世界中の様々な宝くじに挑戦することもできます。
iWalletのメリット
ほかにも選択肢がある中で、iWalletを利用することにはいくつかメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
12のマルチ通貨で資金管理ができる
iWalletは日本円のほか、以下の通貨単位により資金を管理することができます。
- アメリカドル
- ユーロ
- イギリスポンド
- シンガポールドル
- 香港ドル
- 中国ウォン
- インドルピー
- フィリピンペソ
- マレーシアリンギット
- タイバーツ
- ベトナムドン
全部で利用可能な通貨は12種類です。特にアジアの通貨に強みがあることが分かります。
マルチ通貨で資金を管理できるということで、利用するオンラインカジノごとに最適な通貨での資金管理ができます。
入出金に際して面倒な為替の計算や不利なレートでの決済といった心配と無用になるのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
いつでも簡単に外貨両替ができる
マルチ通貨で管理している資金は、ウォレット内で簡単に両替をすることもできます。
例えばとあるオンラインカジノからアメリカドルをiWalletに出金し、ウォレット内で日本円に両替した上で別のオンラインカジノへの入金といったようなことができるのです。
複数のオンラインカジノに散在している資金も、iWalletに集結させれば簡単に1まとめにして出金することができます。
入金方法が豊富
iWalletはアカウントに資金を入金する方法が豊富にあります。
具体的には以下のような方法で入金が可能です。
- 国際送金
- 国内送金
- クレジットカード
- 仮想通貨
- バウチャーの購入
すべての選択肢が利用可能になるのは、KYCを完了させたエグゼクティブ会員のみです。
入金方法の充実度としては、スティックペイと並んで電子決済サービス業界では最高レベルと言えます。
オンラインカジノへの直接入金がうまくできなかった時の代替策としての活用もおすすめです。
ATMから資金を出金できる
iWallet最大の魅力と言えばATMから資金を出金できることです。
一時期iWalletのATM出金用のカードは新規発行できない状態でしたが、現在は口座の保有者であれば誰でも発行申請することができます。
日本国内でもセブン銀行ATMを始めとして、多くのATMにてiWalletの出金が可能です。
従前はATM出金に対応していたエコペイズは、現在日本国内でのATM出金はできなくなりました。
ヴィーナスポイントやマッチベターにもATM出金オプションはないため、オンラインカジノの資金をATM出金できるのはiWalletとスティックペイだけです。
合法性に関する議論はさておくとして、ATM出金をすれば銀行口座に足跡がつかないということで、オンラインカジノの節税目的でiWalletを利用するプレイヤーもいます。
後述するように、各種手数料がかかってしまう難点はありますが、いち早く資金を出金するためのコストと考えれば、無駄とは感じない方も多いでしょう。
二段階認証でセキュリティが抜群
iWalletはログインのセキュリティを高めるために2段階認証を設定することができます。
2段階認証を設定しておけば、万が一パスワードが流出したとしても、ワンタイムパスワードまでは知られることがないため安心です。
よって、アカウントの資金を不正に引き出されてしまうような心配がありません。
2段階認証を設定できない決済サービスに比べて、iWalletのセキュリティ対策は非常に強いと言えます。
個人間送金ができる
iWalletの資金は、iWallet口座同士で個人間送金を行うことができます。
電子決済サービスによっては自己名義の口座にしか出金できないという縛りもあるだけに、個人間送金ができるのは大きなメリットです。
実際にビジネスの報酬支払いなどの目的でiWalletを利用しているという事例もあります。iWalletは世界的に展開している決済サービスだけに、海外送金も非常に簡単です。
iWalletのデメリット・注意点
多くのメリットがある一方で、iWalletには利用上のデメリットや注意点もあります。
具体的にどのようなデメリット・注意点があるのか、詳しく解説していきます。
利用できるオンラインカジノが激減した
iWalletはオンラインカジノにおいてエコペイズと並ぶほど、汎用性が高い決済サービスでした。
しかし2019年以降の長期間に及ぶメンテナンスの影響を受けて、利用できるオンラインカジノが激減してしまい、今ではiWalletが利用できるオンラインカジノの方が珍しいというレベルです。
スティックペイなどiWalletと同じような機能を有する決済サービスも多数誕生しているだけに、わざわざiWalletを選ぶメリットが希薄化して来ている点も見逃せません。
今後iWalletを導入するオンラインカジノが劇的に増えるという見込みもなく、むしろさらに減少していくことすら危惧されます。
そのためiWalletオンリーで資金管理をしようとしていると、いざ使えなくなった時に柔軟に対応できない恐れがあるので注意が必要です。
10betで利用できない
異種ウォレットでの出金ができるということで非常に利便性が高い10betですが、残念ながらアイウォレットの入出金には対応していません。
そのためアイウォレットの資金をエコペイズやヴィーナスポイントなど、他の電子決済サービスに移行することはできないということになります。
かつては10betもアイウォレットでの入出金が可能だっただけに、できれば復活してほしいところですね。
休眠口座認定が早い
iWalletは休眠口座の認定までわずか90日間しかないという点にも注意しなければなりません。
iWallet口座開設後90日以上取引実績がない場合は、口座を休眠させていただきます。
引用元:iWallet利用規約
休眠認定されてしまうと、アカウントを復活させるためにはカスタマーサポートに連絡した上で、本人確認を行わなければなりません。
さらに180日間以上取引が行われなかった場合には、休眠口座管理手数料として毎月20ドルが差し引かれてしまいます。
シャレにならないレベルで高額の手数料となるため、長期間iWalletの口座を使わずにいるのは非常に危険です。
しかし上述した通り、iWalletを利用できるオンラインカジノはどんどん減少していく傾向にあるだけに、気づいた頃には大きな手数料を差し引かれている可能性もあります。
もし、今後しばらくiWalletを利用するつもりがないというのであれば、一旦資金を全額引き上げておくようにしましょう。
銀行振込の入金反映が遅い
iWalletは銀行振込の入金反映が非常に遅いというデメリットもあります。
銀行振込入金には国際送金と国内送金の2つの方法がありますが、いずれも振込から実際にiWalletの口座に着金するまでに、最大5日程度の日数を要します。
何にそこまで時間がかかるのかはよく分かりませんが、いざオンラインカジノでプレイしようと思っても、すぐにプレイできないのは非常に残念ですね。
クレジットカード入金ならば処理が完了次第、すぐにアカウントに入金が反映されます。
そのためお急ぎの方は、なるべくカード入金を行うようにしましょう。
各種手数料がかかる
iWalletは何かと手数料がかかる点も難点です。具体的には以下のような手数料が発生します。
個人アカウント
➀国際銀行振込 (入金) 無料 ➁個人 ➝ 個人 (受取側に請求されます) 送金額の0.5% ➂法人→個人送金 無料 ➃個人→法人送金 無料 ➄国際銀行振込 (出金) 0.50% (最小 US$35) ➅iWallet Cardへチャージ 1.75%(最小 $5.00) 口座維持月額手数料 無料 休眠口座管理手数料 US$20.00 (最後の取引履歴から180日間口座利用してない場合20USD発生します。)
銀行振込の取消手数料 US$50.00 口座閉鎖手数料 US$5.00 外貨為替 当社指定レート iWallet間送金上限 上限なし 他行送金上限 US$50,000.00/件 カード入金のリトリーバル/チャージバックの手数料 US$50.00 カード入金の高リスク警告においての手数料 US$10.00 引用元:iWallet「手数料一覧」
色々と気になる手数料はありますが、特に注意したいのが銀行送金手数料ですね。
1回銀行口座にすると、最低でも35ドルの手数料が0.5%分発生することになります。
つまり7000ドル分を出金して初めて、手数料は比例負担になるということですね。
0.5%というレート自体はむしろ安いと言えますが、恩恵を受けられるのはあくまでも7000ドル近くの出金をしてからということになります。
そのため小資金ユーザーが利用すると、ただただ手数料の負担を強いられるだけというようなことにもなりかねません。
また銀行口座への出金キャンセルにかかる50ドルという手数料も、かなり法外な感じがしてしまいます。